河合製作所 竜洋工場
カワイの工場見学に行きました。工場というより工房の様相です。従業員さんは、そのみち一筋の方ばかりだそうです。若い方も毎年入りますが、まずは簡単な作業から熟達させていくとか何とか。
という様子を写真に撮ることは残念ながら出来ませんでした。工場内は写真・メモ禁止、アクションやら繊細な作業は近づいて見れない等々の制限はありました。が、あっち向いてもこっち向いてもピアノという環境で大興奮しないわけもなく。
BostonピアノのOEMはどうやっているのだろうかと、案内のお姉さんに質問してみたら、部品等々、スタインウェイ指定のものもあるけれど、工程はカワイのピアノとだいたい同じとのこと。工場の一角に、Boston特有の四角っぽいフォルムのピアノが仲良く並んでいました。今度楽器屋さんでBostonを見かけたら、「竜洋からはるばるお疲れな・・・」と声をかけてやろうと思います。(BostonのOEMは竜洋工場だけとかなんとか。)
昨日今日の課題、実物ピアノを見てアクションを学ぶ、というのはついぞ完遂できませんでした。
が、カワイピアノのGPの、樹脂・炭素性のアクションをまじまじ見れたのは収穫。
収穫といえば!ハープシコードを無造作に好きなだけ弾けました!いいんかい!いいんかい?!!
思い出深いのは、響板に使われる200年~300年もののスプルース。名だたる音楽家の時代から生きてきたでかい材を使っているのだなと実感です。