アクションの分かりやすい図
ハンマーが弦を叩き、ダンパーが上がり下がりする。その動作に何十というアクションの部品が作動しています。正しく動かすには、それらの部品を把握し、悪くなるとどう影響するかを知っている必要があります。というのはわかるのですが、アクション自体は、現物を見たり触ったりしないと全然分かりません。ピタゴラスイッチのかなり高度な奴です。
部位ごとにわかりやすく説明してるページは下記あたりでしょうか。
ピアノクリニック
張弦基礎知識
弦の長さが違うのに、チューニングピンの硬さは音の高低で変わらないというのも不思議なことです。どうやって制御しているのでしょう・・・。
張弦は、汗も弦を変化させてしまうという繊細な作業です。そもそも巻き弦に六角弦と円形弦の種別があるのに驚きました。六角弦はどうやって作るのだろう。それ以前に、太さや形状が均等な弦を渦巻き状に作るということが何かの奇跡にも思えます。
ピンブロック、ピン板?
響板・響棒という響きの要を支える各部品を学習。
と言っても、理解できたのは全容のほんの一部です。
ピンブブロックとピン板は、役割は同じそうだが何が違うのやら。
ヒッチピンはどこにあって何をするものなのか。
普段指で打鍵している箇所を、共鳴部分←接続部品←打鍵を伝える部分、
と逆廻しに学んでいます。打鍵側から考えた方がわかりやすいかも。
反って反って
響板から響棒、駒のところまで部品の役割について学んでいます。
いかにデカく鳴らすかという執念の塊な構造だなと感じ入ります。
響板をよく知らないので響棒もよくわかっていませんでしたが、
反りの計算、強度と響きの補強と、すべて歪のない正しい音のために
設計されているなと今更わかりました。
駒は、琴をさわったことがあるのでイメージしやすくはありました。
しかし、はしょられたと思っていた部分が共鳴部分だったとは。
振動あなどりがたし。
音が鳴るなら当たり前
忘れがちですが、響板にも弦おのおのの箇所で、
振動数が様々です。
音は弦が鳴るもの、と思い込んでいると、うっかり忘れます。
響板がない弦てどんなのですか。テルミン?